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「ノーバン」から「本格派」にシフト 芸能人始球式は“ガチ勢”であふれかえる? [芸能人始球式は“ガチ勢”であふれかえる]

「ノーバン」から「本格派」にシフト 
芸能人始球式は“ガチ勢”であふれかえる?

樽美酒研二.GIF
プロ野球交流戦「横浜対日本ハム」試合前に
投球した樽美酒研二 (C)ORICON NewS inc.


ここ最近、プロ野球の始球式で
「球速」を追い求める芸能人が
増えてきている。
先月6日、EXILE兼GENERATIONSの
関口メンディーが東京ドームで
開催されたプロ野球交流戦の
始球式に登板。

球速133キロを計測し、
話題となった。

すると同月27日には、
ゴールデンボンバーの
樽美酒研二が、
それを上回る135キロを叩き出し、
「今年で38歳ですが、
改めてプロの道を
目指していこうかなと思います」
と高らかに宣言。

これまで芸能人による
プロ野球の始球式というと、
グラドルや女優による
“ノーバン投球”や、
芸人やゆるキャラによる
“ウケ狙い“などと、
セレモニー的な
意味合いが強かった。

「ノーバン」から「本格派」.GIF
ソフトバンクホークス『俺祭 鷹の祭典 2014』で
始球式に登板した橋本環奈 (C)ORICON NewS inc.


そうした中、冒頭のような
“ガチ勢”が増えてきた理由とは?


■武井壮は驚きの理由で始球式を拒否
「140キロ超えないとプロのマウンドに
立てない」

メンディー、樽美酒ともに学生時代、
野球部に所属していたものの、
ブランクは相当あったはず。

ここまでの球速を出すために、
メンディーは2週間前から
野球教室に通い練習。


一方の樽美酒は、前日に
3時間のシャドーピッチングを
行ない、右肘を負傷したにも
かかわらず、痛み止めを
服用して登板したというのだから、
どれだけ始球式にかける思いが
強いかがわかる。



元陸上競技選手ながら、
本気でプロ野球選手を
目指していた時期もあるという
タレントの武井壮は、
始球式のオファーはたくさんあるものの、
全部断っていると語る。

その理由として
「プロが戦うマウンドは
140キロ超えないとダメ。

オレはまだ本物になってないので」と、
これまでの芸能人始球式のように
“ただマウンドに上がって投げる”ことを
頑なに拒んでいる。

本人のTwitterによると、
2017年11月の段階で
134キロを計測しており、
あと6キロの上乗せを目指し、
現在もトレーニングを
継続している様子だ。


■ “神スイング”稲村亜美の登場で
“ガチ始球式”が一般化


そもそも“ガチ始球式”が増える
ようになったのは、“神スイング”で
知られる稲村亜美の登場が大きいだろう。

それまで登場してきた
女性タレントとは一線を
画す本格的な投球フォームで、
女性としては異例の103キロを計測。

以来、「何キロ出せるか?」に
期待が集まり、始球式には
引っ張りだことなっている。

こうした活動によって、
観客、そして始球式をする
タレントにも
“真面目な始球式はアリ”と
いう印象を与えた。

最近では“野球女子”を
公言するモデル・坪井ミサトも、
4月28日の西武対楽天戦の
始球式に登板し、97キロを
計測するなど、女性タレント間でも
“球速争い”をする時代に
突入している。


かつて始球式と言えば、
ニュースに“ノーバン始球式”の
文言が踊る一方
(読者に“ノーパン”と
見間違えさせることが狙い)、
柳沢慎吾のトークが冴え渡る
“日本一長い始球式”、
壇蜜の“スク水始球式”、
そして映画『リング』の
貞子の始球式など“ネタ要素”が
強かった。

その分、開催する球団は
エンタメに力を入れていることを
アピールでき、登場した
芸能人側もそれがメディア露出に
つながるという、win-winな関係が
出来上がる。

先に上げた“ガチ始球式勢”の
メンディーや樽美酒も、
『究極の男は誰だ!?
最強スポーツ男子頂上決戦』
(TBS系)といったスポーツ系
番組に出演するなど、
自分のストロングポイントを
アピールすることで、
新たな仕事のオファーも
期待できるのである。


■当のプロ野球選手は始球式の
“エンタメ化”に警鐘 
今後はどう展開する?


芸能人にとっては自身を
アピールできるイベントの
ひとつでもある始球式だが、
“エンタメ化”について苦言を
呈するプロ野球選手もいる。


今年1月に放送された
『ジョブチューン』
(TBS系)において、
西武ライオンズの
中心選手・秋山翔吾は、
「正直、普通にやってほしいです」

「1番バッターで集中しているときに、
(始球式をするタレントが)
首振ったり、けん制球を
入れたりと長いときがあって、
こっちの駆け引きやってる
場合じゃないんで」と語り、

“ウケ狙い”にクギをさす
一幕があった。

始球式に登板する芸能人も
それなりに真剣なら、
その直後にプレイをする
野球選手もそれ以上に真剣。

秋山の意見ももっともと
言えるだろう。


ちなみに、野球発祥の地、
アメリカのメジャーリーグに
目を移すと、始球式に
招待されるのは
“功績を残した球団OB”が
多いようで、2016年の
ヤンキースの本拠地開幕戦の
始球式には、OBでもあり
GM特別アドバイザーを務める
松井秀喜氏が登場している。

また就任直後の大統領も、
首都ワシントンや
近郊ボルティモアに本拠地を
置く球団の開幕戦の始球式に
のぞむことが慣例と
なっているなど、

そこには歴史と伝統が
息づいている。


プロ野球における1つの
“余興”としてすっかり
定着した始球式。

そのエンタメ化が多様化
してく中で、球速を競う
“ガチ始球式”が
定着していくのか、
メジャーリーグのように
伝統化された始球式が
増えるのか、

はたまた「VR始球式」と
いったテクノロジーを
交えた始球式が増えていくのか、
今後の展開に興味がわいてくる。




オリコン7/11(水) 8:40配信


最終更新:7/11(水) 11:25


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180709-00000337-oric-ent


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