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「コミックマーケット(コミケ)」東京ビッグサイト29~31日<NHK>が出展し続ける理由 “中の人”に聞く [日本最大の同人誌即売会(コミケ)]

「コミックマーケット(コミケ)」
東京ビッグサイト29~31日
<NHK>が出展し続ける理由 “中の人”に聞く
<NHK>コミケに出展し続ける理由.GIF

NHKが、東京ビッグサイト
(東京都江東区)で29~31日に
開催される日本最大の同人誌即売会
「コミックマーケット(コミケ)91」の
企業ブースに出展する。

NHKとコミケは一見、無縁のようだが、
2014年冬のコミケ87、
15年冬のコミケ89に続いて3回目で
3年連続の出展となる。

もはやNHKはコミケの“常連”に
なりつつあるが、そもそも
なぜ出展したのか? 

また、なぜ出展し続けるのか? 

NHKの“中の人”に理由を聞いた。

◇若いファンを作るための先行投資

コミケは、1975年に始まった
マンガや小説、ゲーム、音楽などの
同人誌の即売会で、現在は夏と冬の
年2回開催されている。

ブースには、同人誌を販売する
一般ブースと商業作品を扱う
企業ブースがあり、企業ブースは、
95年夏から導入され、96年冬から
本格的にスタートした。

企業ブースは出版社やアニメ会社、
ゲームメーカーの出展が大半だったが、
近年はホンダやグーグル、
マイクロソフトなどさまざまな
“無縁企業”が出展している。

コミケ初出展を企画したのは、
NHKの広報局制作部の福島裕介さんだ。

福島さんは大河ドラマの
ポスター制作や、SNSなどの
ウェブ展開を担当しており、
15年放送の大河ドラマ「花燃ゆ」の
PRの場としてコミケに目を付けた。

福島さんは
「3日間で50万人以上が集まる
イベントはなかなかない。
来場者は20、30代がボリュームゾーンで、
普段、接することができない人たちに
PRできる」と
考えたようだ。

同局は
「(大河ドラマを)若い人に
なかなか見てもらえない」ことが、
長年の課題になっていると話す。

「若い人たちと接点を持つための
努力をしないといけない。
NHKのファンを作るための先行投資を
したかった。
ネット全盛の時代だからこそ、
リアルな場を求めている人も多い。
NHKがコミケに出展するという
ギャップも面白い」と
企画を練ったという。

ギャップは面白いが、
お堅いイメージが強い
NHKが出展するとなると、
局内から反対の声も上がりそうだ。
また、年末は紅白歌合戦もあり、
同局が慌ただしくなるため、
スタッフを確保するのも難しいだろう。

しかし、福島さんは
「上司の理解もあり、
チャレンジしようとなりました。
最初は手探りでしたが、
各所の協力もあって出展できた」と
明かす。

◇NHKのギリギリのラインを攻める

14年冬の「コミケ87」では
初出展のNHKブースに朝から
人が殺到した。

NHKが、東京ビッグサイト.GIF

人気イラストレーターの
イラストなどが掲載された無料の
“薄い本”を配布し、
“ヤバイアンケート”もネットで
話題を集めた。

“薄い本”は、西又葵さんや
星野リリィさんの描き下ろしの
イラストのほか、
「NHKニュースウオッチ9」の
気象コーナーの人気キャラクター・
春ちゃんなどのイラストや
マンガを掲載。

用意した約9000部が3日間で
“完配”した。
 
また、“ヤバイアンケート”は、
ブースに展示されたQRコードを
携帯電話で読み込むとアクセスできる
専用サイトで行われた。

コミケのNHKブースや
“薄い本”について、
「とてもヤバイ(よい意味)」
「ヤバイ(よい意味)」
「ヤバイ(よくない意味)」
「とてもヤバイ(よくない意味)」
などと答える……というもの。

3日間で約6000人のアンケートが集まり、
福島さんは
「3日間でこんなにアンケートが
集まることはない。
コミケの熱気を感じた」と
手応えを感じたようだ。

“薄い本”を配布したり、
“ヤバイアンケート”を
実施したのは
「コミケに寄せていく」ためだ。

福島さんが
「『出展したぞ! どうだ!』では
通用しないと思っていました。
コミケ的に楽しんでいただるような
施策を考えた。
お客さんに寄せて、
攻めるところは攻めた」と
説明する。

“郷に入っては郷に従え”と
コミケのノリを理解した上で、
NHKができるギリギリのラインを
攻めた結果、来場者に
受け入れられたようだ。

NHKが、東京ビッグサイト1.GIF

◇今冬は「選択と集中」

2回目の出展となった15年冬の
「コミケ89」では、福島さんに加え、
「晴海時代からコミケに行っていた」と
いう広報局制作部の片平洋資さんが
メンバーに加わった。

“薄い本”の新作が3日間で
約9000部を“完配”するなど
2回目も好評で、福島さんは
「NHKが今年もコミケに来た!と
また盛り上りました」と
2年連続で手応えを感じたようだ。

今冬は3回目の出展となるが、
方向性を少し変えるという。

そもそも大河ドラマをPRするために
コミケに出展したが、今冬は
アニメや教育バラエティー番組
「Rの法則」などを中心に紹介する
ブースになるといい、
恒例の“薄い本”は
「忍たま乱太郎」
「おじゃる丸」
「3月のライオン」
「クラシカロイド」
「少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん」
「龍の歯医者」
「にゃんぼー!」など
同局のアニメを中心とした
誌面構成になる。

片平さんは
「これまでいろいろなことを
やってきましたが、コミケの
来場者に素直に刺さるところに
特化した。
“薄い本”もより濃くしました。
選択と集中をした結果です」
と話す。

NHKはコミケの成功を受けて、
15年6月に北海道・洞爺湖温泉街で
開催されたアニメ、マンガのイベント
「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ2015」、
今年4月に動画配信サイト
「ニコニコ動画」(ニコ動)の
大規模イベント「ニコニコ超会議2016」
にも初出展した。

さまざまイベントに参加してきた中で、
コミケによりマッチした展開を
考えるようになったという。

3回目の出展となると常連に
なりつつあるが、片平さんは
出展を続ける理由を
「ネットでも話題になっているので、
出展していることを知っていて、
訪れる方も多いのですが、
たまたまブースを見つけたと
いう人も多い。

まだまだ出展していることを
知らない人もいる。

NHKにも面白い番組がある!と
知っていただける機会。

コミケのようなイベントは
ほかにはない。

今後のことは分かりませんが、
若い人にはどんどん
アピールしていきたい」と
話す。

コミケは、さまざまな企業や
自治体が新戦略のアピールの場と
して活路を見いだすケースも多いが、
目の肥えたユーザーの心を
つかむのは難しい……と
いう声もある。

NHKの場合、コミケ出展という
ギャップを“ネタ化”することで、
来場者に受け入れられた
希少な成功例なのかもしれない。

“選択と集中”をした今冬の
NHKブースの反響が注目されそうだ。

まんたんウェブ 12/28(水) 11:00配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00000027-mantan-ent&p=1

昨年冬に開催された日本最大級の同人誌即売会「コミックマーケット89」のNHKのブース
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