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FUJIWARAの フジモン(藤本敏史)が考える「一発芸」の運命と「パクリ芸」の使命 [フジモンが考える「一発芸」運命「パクリ芸」使命]

FUJIWARAの フジモン(藤本敏史)が考える
「一発芸」の運命と「パクリ芸」の使命

フジモンが考える「一発芸」.GIF

「テレビはつまらない」
「テレビ離れ」など
テレビにまつわる話には
ネガティブなものが多い。

しかし、いまなお、テレビは面白い!

そんな話をテレビを愛する
「テレビっ子」たちから聞いてみたい
というシリーズ連載の3回目のゲストは
「ガヤ芸人」として唯一無二の
存在感を示している「フジモン」こと
FUJIWARAの藤本敏史さん。

彼の「ガヤ」と並ぶ武器に
「パクリ芸」がある。

これもまたテレビ愛・芸人愛から
生まれたものだろう。

そんなフジモンさんが勝手に
受け取ったという“使命”とは一体何か。

後輩芸人からも東京芸人からも
親しまれるようにしてます

フジモンが考える「一発芸」1.GIF

――以前、『バナナムーンGOLD』に
ゲスト出演された際に、
「関東芸人と関西芸人のかけ橋になりたい」
みたいなことをおっしゃられてましたね。

藤本 それは今も変わらないですね。
僕ってやっぱり、ミーハーな感じが手伝って、
けっこうガンガン喋るタイプなんですよ。
で、どうしても「関西芸人はガサツ」
みたいなイメージ持たれてますよね。
僕がまさにそのタイプなので、
ガサツにガンガン喋って、
それでちょっとでも東京芸人に
免疫ができたらいいなみたいな(笑)。

そういう使命感をまた勝手に抱いてます。
でも、そうやっているうちに、
後輩芸人にもイジッてもらえたりするので
ありがたいですね。

芸人って、芸歴重ねるごとに怖いとか
思われたら損だと思ってますんで、
東京芸人からも親しまれて
話しかけられるようにしてますよ。

まあ、今の時代はそんな東西の
垣根みたいなのはないですけど。

――いまテレビに出る側になって、
テレビの見方って変わりましたか。

藤本 基本変わってないと思うんですけどね。
自分が面白いと思うやつを見るみたいな。
……ああ、でもちょっと変わったかも
しれないですね。

勉強のために見るようになりました。
嫌なんですけど、
「これ、いい編集してるな」とか、
ちょっと裏を見てしまう。
それはこの世界にいるから
分かることなんですけど、
純粋には楽しめてないかもしれ
ないですね。
もちろん普通に見ててゲラゲラ
笑うやつもありますけど。

『イッテQ!』、そりゃ人気出るわと

――最近の番組で見て面白いなと思ったのは。

藤本 『(世界の果てまで)イッテQ!』が
面白いですね。
これだけ人気があるというのも
ありますけど、やっぱり笑ってしまいますね。

――特にどのコーナーとか、
どういうところが。

藤本 全部面白いですね。
正直これそんなに撮れ高ないんやろうな
というのも、見ていて分かるんですけど、
それを編集とかテロップでかなり
面白くしてくれてますね。

もちろん出ている人たちも
面白いんですけど、
それがちょっとスゴい。

そりゃ人気出るわと、思ったりしますね。
ナレーションでのツッコミとかも
素晴らしいです。
現場で面白い上に、
編集とかテロップとかナレーションの
フォローで、かなりプラスαに
なってるなと思います。

『スター名鑑』はまたどこかでで
きるんちゃうかな

フジモンが考える「一発芸」2.GIF

――藤本さんも出演されていた
『クイズ☆スター名鑑』が
わずか3ヶ月で終わってしまいました。
そういう面白いだけの番組が、
最近は厳しい状況ですね。

藤本 でもね、思うんですけど、
時代が時代がと言っていても、
しょうがないんですよね、
そういう時代なんですから。

その中で僕らが模索して面白いものを
お届けするということを考えるしか、
僕はないと思うんですけどねえ。

いまネット番組とかも出させて
もらってるんですけど、
やっぱり縛りが緩いので楽しいんですよ。

でもやっぱり僕は、テレビで
もう1回って思うんですよね。

テレビ離れって言われて、
ネット番組が面白いのは分かりますよ。

だけどテレビをもう一回復興じゃない
ですけど、80年代、バラエティが
一番元気があった頃に少しでも
近づけたいというのはありますけどね。

でも、こんなことまでクレームが
来るようになったかというような話を、
スタッフから聞くようになったり
するんですよね。
餅つきがダメな時代、
除夜の鐘がダメな時代ですからね。

――そうなるとどうしても、
自粛ぎみになってしまう。

藤本 なってしまうのが、
これはしょうがないですね。

でも、そんな中でも何かやりようが
あると、僕はあると思うんですよ。

昔のね、
『(志村けんの)バカ殿様』とか、
おっぱいとかガンガン出てきた
時代というのは、ワクワクして
見てましたけどねえ。

――『スター名鑑』が
終わってしまったのは
ショックでしたか。

藤本 いやでも、
『スター名鑑』はまぁ、
終わるやろうなと(笑)。

まだどこかでできるんちゃうかと
いうのもあるので。

一発芸をもうちょっと引っ張ってあげたい

フジモンが考える「一発芸」3.GIF

――総合演出の藤井(健太郎)さんは、
それまで接してきたテレビマンの
中で珍しいタイプですか?

藤本 珍しいタイプというのか、
もうお笑いが大好きですね。
芸人が大好きというのか。
スゴくこっちの意向をくんでくれる
人ですね。
やっぱり一緒にやってて面白い人です。
あと『アメトーーク!』の
加地(倫三)さんもそうですし。
面白さを第一に考えてくれてる人です。

――だからやりやすい。

藤本 やってて楽しいですね。
『アメトーーク!』では、
「パクリ芸」をやらせてくれたのも、
ありがたかったですね。

『エンタの神様』
が好きだったんですけど、
ちゃんとしたコンビの漫才とか
コントじゃなくて、マニアックな
「生徒会長金子」とか。分かります?
「ですよ。」であったりとか。
ちょっと裏目線で見てたところも
あるんですけど、そういうのが僕、
大好きだったので、今も覚えてると
いうのがあるんですよね、

一発屋というのを。

お笑い界って、あれだけ流行ったのに、
すぐに廃るというのが、もうちょっと
なんとかならんかというのは
あるんですよね。

もちろんパクリをやらせてもらって、
どこでやってもウケるので
恩恵はめちゃくちゃ受けてますけど(笑)。

僕のギャグやと思ってる小さい子
とかいてるので、それは悪いなと
思うんですけど。

なんとか引っ張ってあげたいなと
いうのもあるんですよね。

パクリ芸は本人がやってるより
上くらいのテンションでやってます

フジモンが考える「一発芸」4.GIF

――パクりたくなるようなギャグの
基準というか、引っかかる部分は
どこなんですか。

藤本 一撃必殺なところが多いですね。
長ったらしいのはダメですね。
やっぱり日常会話の中で使えるやつが
好きです。ですよ。の
「あーい、とぅいまてぇ~ん!」とか。
ほんとに使いやすいですね。
(響の)「どうもすいません!」とか。

僕は、誰もがやらなくなった時に出す。

それは芸人さんだけではなくて、
自分の中でブームがあるんです。
例えばいま押してるのが
五郎丸ポーズ(笑)。もう誰もやらへん。
「お・も・て・な・し」とかもね。
あとマニアックなところでいうと、
元冬季五輪のスノーボード代表の
國母(和宏)選手の
「反省してまーす」みたいな。
これあんまり伝わらないんですけど(笑)。

それを探す作業はしてます。
あ、これあったなというような。

――國母くんはけっこう
懐かしい域ですもんね。
藤本 そうですね。

――でもなんか、分かってくれる人が
分かってるという。

藤本 「誰もやってへんがな!」と
ツッコまれるのが想像できるんですよね。
もう楽です。「藤本さんです」と言われて
五郎丸ポーズやったら、
「誰もやってへんがな」というので掴める。
皆がやってる時にやってしまうと、
それは普通なので。
だから廃り待ちみたいな(笑)。

――なるほど(笑)。真似する時に
気を付けてることとかって、あるんですか。

藤本 それはもう単純に、
ちゃんとクオリティを下げずに、
本人がやってるギャグの上くらいの
テンションでやってます。

――テンションを上げて。

藤本 パクらせていただいてるというのが
あるので、それは適当にやるのだけは
やめておこうと。

ただウケるんでね、
こっちもついつい熱が入るという。

いまは一発芸で大ブレイクした
芸人の
「その次流行らせようとしたギャグ」に
ハマってます。
例えば、エド・はるみの「グー!」とか、
(レイザーラモン)HGの「フォー!」とか
の後に、二匹目のドジョウを狙って、
その次に流行らそうとした
ギャグがあるんですよ。

でもそれは、
正直全然流行ってないんですよね。

今それを世間にお見せするのが、
僕の使命だと思ってます(笑)。

二匹目のドジョウを狙って
失敗したギャグを成仏させてあげたい。

HGでいったら、
腰を上げて
「ワッ、ワワワッ、ワッショーィ!」と
いうのがあるんですよ。
誰も知らんでしょ(笑)。

エド・はるみでいったら
「ありがとうございまスーハスースー、
スーハスーハスー!」というのが
あるんですけど、これを僕が
流行らせてあげたいなと(笑)。

――成仏のために。

藤本 まあ、誰も知らないんで、
まったくウケないですけどね(笑)。
いま、その作業をしてます。

――使命感が強いんですね(笑)。

藤本 これも使命。芸人側から
「藤本さん、これ流行らせてください」
と言われるのもあるんですけどね。

それでほんまに一発屋の奴がまた
何かで呼ばれたらいいなと、
ちょっと思うんです。

それもこれもなんかね、
お笑い界を盛り上げるためにと
いうことなんですかね。

勝手な使命感ばっかりですよ、
誰からも頼まれてないのに(笑)。

とどのつまりは、テレビを元気に
したいというのがホントに
あるんですよね。


ふじもと・としふみ/
1970年大阪府寝屋川市生まれ。

NSC大阪校8期生。
89年、原西孝幸と「FUJIWARA」結成。

写真=榎本麻美/文藝春秋

てれびのスキマ

文春オンライン 4/10(月) 17:00配信

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170410-00001995-bunshun-ent&p=1
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