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唐沢寿明、『ラストコップ THE MOVIE』 「若手を引き出すのが俺の役目」主役が目立つ作品はもう時代遅れ [唐沢寿明「若手を引き出すのが俺の役目」]

唐沢寿明、『ラストコップ THE MOVIE』
「若手を引き出すのが俺の役目」
主役が目立つ作品はもう時代遅れ

唐沢寿明6.GIF

俳優・唐沢寿明が主演を務める
人気ドラマシリーズ
「THE LAST COP/ラストコップ」が
『ラストコップ THE MOVIE』として
劇場公開される。

ドラマ最終回では、一部生放送され
そのハチャメチャさが大きな話題と
なったが、すさまじいパワーを
持つ作品の中心となっているのが
唐沢だ。

窪田正孝や竹内涼真、佐々木希ら
共演者をはじめ、多くの若手から
「頼もしい先輩」として
慕われている唐沢に、
現場で心がけていることなどを
聞いた。

若手を引き出すのが俺の役目

『ラストコップ THE MOVIE』.GIF

Huluオリジナルドラマとして
放送されたとき、窪田演じる
望月亮太は、
「草食系男子」の刑事だったが、
物語が進むにつれ、
そのキャラクターは変貌。

ある意味ぶっ飛んだ青年に
様変わりした。

望月以外でも、本作に登場する
キャラクターたちは、
回を重ねるたびに魅力を
増していく。

こうした変化をもたらして
いるのは、唐沢の存在が大きい。

「俺ぐらいの年齢になると、
若い俳優と一緒の現場では、
引き出すのが役目なんだよね。

まずは緊張させずに、
やりやすい環境を作って
あげること。

自由な環境を作ったあとは、
それぞれが何をするか、
自分たちで考えればいい。

そうやって個性を出していけば、
作品にもいい影響が与えられる
だろうしね」

この言葉通り、現場で唐沢は
ムードメーカーになり、
活気ある雰囲気を演出する。

その結果、窪田演じる望月は、
思わぬ方向にキャラ展開し、
視聴者もその変化を楽しんだ。

望月の同期・若山を演じた
竹内にも
「あいつは完全に化けたよね」と
唐沢は楽しそうに話す。

「自分のことはどうでもいいんだよ。
いい作品を作る方が楽しいでしょ」と
語った唐沢。

競争が激しく、自身が目立つことが
大切だと思われる俳優の世界だが、
なぜ共演者の個性を引き出すことに
注力を注ぐのだろうか。

若いころはつぶしにかかってくる先輩もいた

『ラストコップ THE MOVIE』1.GIF

「俺らが若いころはすごく厳しい世界
だったんだよね。
正直つぶしにかかってくる
先輩も少なからずいたんです……」と
苦笑いを浮かべる唐沢。

「もちろん、そういう時代だったし、
そのことが良い悪いではない。
でも、俺は嫌だったんだよね。
こんな風には生きていきたくないって
思った。
自分がされて嫌な思いを
したことを人にはしたくないでしょ?」

非常にシンプルな考えながら、
「足の引っ張り合い」と唐沢が
表現していた俳優の世界。

なかなかできることではないと
思われるが
「いまは俳優をやっているけれど、
その前はスタントやアクションを
やっていたんです。
アクションって、チームみんなで
協力してやっていかないと
ケガとかしちゃう。

チームワークが大事なの。

そういう基本的なことが
染みついているのかもしれないね」

また連続テレビ小説『とと姉ちゃん』
では主演の高畑充希が、より輝くように
現場でいろいろと提案したという。

それも
「可能性がある奴らが生かされて
ないってすごく残念でしょ」と
理由は明白だ。

もちろん、そこには若手俳優に
対する期待もある。

「『頑張れよ』ってパスを
出すわけです。
もちろん俺と
一緒に芝居をするときは、
こちらも全力で臨むから、
向こうだって負けないように
力を尽くさなければいけなくなる。
最後は自分の力で勝たないと
いけないわけですよ。
そういうことを充希には
わかってほしかったし、
乗り越えられると思った
からやったんです」

続けて
「いまの20代の俳優って才能が
あってすごいよね。
菅田(将暉)にしても、
坂口(健太郎)、
竹内も柔軟性があって、
壁や膜を作っていない。
感覚的に役を捉えられる、
才能豊かな奴が多いよね。
自分が20代のときにはできなかったよ」
と賞賛する。


主役ばかりが目立っている作品は
時代遅れ

『ラストコップ THE MOVIE』2.GIF

「相手を活かすことによって、
作品に厚みが出る。
脇がどれくらい膨らむかで
面白さも全然ちがうからね」と
力説した唐沢。

「主役って名前が一番最初に出てくる
時点で役目は終わっているんです。
それ以上に『自分が自分が』って
前に出てもダメだよね。
主人公ばっかりが目立っている
作品って時代遅れだと思う」

まさに
『THE LAST COP/ラストコップ』は、
唐沢が中心で存在感を示しつつも、
その他キャラクターたちが、
生き生きと躍動しているからこそ、
人々を魅了するのだろう。

「あまりにもバカげたことを、
みんな真面目にやっているのが
いいよね」と
笑顔を見せた唐沢。

「映画だからって、
すごいギャグがパワーアップ
しているなんてことはないけれど、
いろいろな要素が詰まっていて、
飽きない作品になっていますよ」と
作品をアピールしていた。

(取材・文・写真:磯部正和)
(スタイリスト:勝見宜人
(Koa Hole inc,)、
ヘアメイク:池田慎二(mod's hair))
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■唐沢寿明(からさわ・としあき)

1963年6月3日生まれ、東京都出身。
映画、テレビドラマ、舞台など幅広く
俳優活動を行う。
1992年、主演映画『ハロー張りネズミ』や
『おいしい結婚』で日本アカデミー賞
新人俳優賞を受賞すると、数々の映画や
ドラマで主演を務めるなど、実力派俳優
として活躍している。

THE PAGE 5/1(月) 17:50配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170501-00000002-wordleaf-ent&p=1
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