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映画『銀魂』全員主役級キャスティングの鍵となったのは、長澤まさみの存在!? 松橋プロデューサーの思惑 [映画『銀魂』全員主役級キャスティングの鍵]

映画『銀魂』全員主役級キャスティングの
鍵となったのは、長澤まさみの存在!?
松橋プロデューサーの思惑

長澤まさみ7.GIF

週刊少年ジャンプにて
2003年から連載開始以降、
絶大な人気を誇り、
累計発行部数5,100万部を超え
アニメ化も好調な漫画『銀魂』。

パラレルワールドの江戸を舞台に
天人”と呼ばれる宇宙人が登場し、
攘夷戦争”白夜叉”と恐れられた
銀時が主人公として活躍する。

とにかく「なんでもあり」で、
関係者も
「こんな漫画はなかなかない」と
いう同作が、最終章に入った今、
満を持して実写映画化される。

人気作なだけに、誰が演じても
ファンから賛否両論ありそうなものだが、
キャスト&ビジュアルが発表される
たびに「原作通り」と大反響に。

マイナビニュースでは『銀魂』に
関わる男性たちへの
連続インタビュー企画
「男達の銀魂道」を
実施し、今回は主演の小栗旬を
はじめとした、キャスティングの
裏側について、松橋プロデューサーに
話を伺った。

○小栗&菅田コンビから始まった

――キャスティングについては、
誰から決まっていったんですか?

だいぶ早い段階で
「小栗旬さんと菅田将暉さんでいきたい」
という構想はありました。

銀時というキャラクターが、
攘夷戦争という激しい時代を
過ごしたあとにいろいろなことを
諦めて、捨てて、今の銀さんに
なっているという状況と、
今の小栗さんが重なりました。

昔ガンガンにトップを走って
尖っていた小栗旬という男が、
結婚して子供が生まれて
少しマイルドになって、
なんとなく包容力が表情にも
現れるようになって、
独特の優しさが表に出てくるように
なって。

「今の銀さんにぴったりじゃないか」
というのは福田さんの中にもあって、
「他にいないね」と、満場一致で
決まっていました。


あとは『銀魂』という作品が
ほぼボケキャラでできているので、
ツッコミキャラの新八がいかに
大事か(笑)。

若手でつっこめるのは、
菅田将暉だろう、と。

福田さんも菅田さんとはいっぱい作品を
一緒にやっているので賛成して、
この最初のペアからスタートしています。

――オーディションなどは行われたん
でしょうか?

橋本環奈さんはオーディションです。

といっても、大々的に
ヒロインオーディションをしたわけ
じゃなくて、1回会って話して台本を
読んでもらいました。

ルック的には橋本環奈ちゃんが
一番近いねと話していたんですが、
福田さんが演出したことがなかったので、
1回セッティングして
「これなら大丈夫だね」と任せられました。

空知先生も、
「環奈ちゃんがスッゲーかわいい」と
言ってましたね。自分の描いている
神楽よりかわいいと言ってました(笑)。

――他のキャストを考えるときに、
苦労されたという点はありますか?

単純にキャストを見てもお分かりの通り、
全員主役クラスなんですよ。

ほぼ全員主役をやったことが
ある人なので、エンドロールの
順番どうする? という点も大変でした(笑)。

1番大きかったのは、長澤まさみさんに
出演のOKをもらったことです。

長澤さんは大作映画のヒロインを
されている方ですが、台本を読んで、
面白いと思ってくれたみたいです。

長澤さんがあの位置で面白い役を
やってくれるということで、
皆さんと話がしやすくなりました。

「長澤さんがやってくれるんですよ」
と言うことで、「なるほど」となって、
お祭り感がどんどん出てきました。

「祭りに乗ろう」と思ってくださる方が
増えたんじゃないでしょうか。

●堂本剛の裏にも"福田監督愛"?

○吉沢亮は「歩く彫刻の森美術館」

――堂本剛さんも意外な
キャスティングでした。

よくOKしてくれましたよね。
堂本さんも普通主役じゃないと
やらないんでしょうけど、
福田監督の初めての
メジャータイトルだから、
協力しないわけにはいかないと
思ってくださったんだと思います。

今回紅桜のエピソードを盛り込んだのは、
銀時の話にしたいという監督の構想も
ありました。

銀時を描くということは、
高杉と桂の3人を描くことになります。

設定上、銀時と桂は身長が同じくらいで、
高杉は小柄。

そして銀時は太陽の男で、
高杉は月のような男で、
桂は女方もできるような中性的な
魅力もある男性じゃないといけない。

結果、小栗旬、堂本剛、岡田将生という
3人が揃いました。

――真選組も再現率がすごいと
話題でしたよね。

やっぱり、人気のあるキャラクター
ですからね。

銀時に次ぐ人気は土方と沖田な
わけじゃないですか。

キャスティングには相当苦労すると
思いました。

――吉沢さんからは、
「僕の沖田役はどうでしたか?」と
松橋プロデューサーへの質問を
預かっています。

吉沢くんの沖田はかっこよくて。

ぴったりでした。

もともと私は、演技で吉沢くんを
選んでるんですよ。

前の作品(『オオカミ少女と黒王子』)にも
出てもらってまして、抜群に演技が
うまいんですが、よく考えてみたら
すごいハンサムガイ。

業界の中では、
「歩く彫刻の森美術館」と
呼ばれています(笑)。

まあ吉沢君であれば、
こいつよりハンサムな奴は
そうそういないので、
彼が沖田になれば相当の人達は
許してくれるだろうという思惑はありました。

土方はあまりにも人気がありすぎるので、
誰が演じても叩かれるんじゃないか
という恐怖心があったんですが、
福田さんが「柳楽さんでいきましょう」と
決断しました。

福田さんは『アオイホノオ』をやって、
柳楽さんの面白さをよく知っている。

最初はもしかしたら批判もある
かもしれないけど、できあがった姿を
見れば、ファンは納得してくれるはずだ
という強い信頼があったんです。

そしたら、この感じで土方を
作りこんで来てくれたので、
何も言うことはありません。

真選組は素晴らしかったですよね。

勘九郎さんもやりきって
くれましたし、
dTVドラマ版の
土方十四郎(柳楽優弥)VS
沖田総悟(吉沢亮)の
道場対決シーンも、
本当に素敵でした。


○福田監督は「最高の寿司職人」

――原作ファンから叩かれるん
じゃないか、という恐怖は
やはりあるんですか?

やっぱり、ありますね。

どんな作品で誰をキャスティングしても、
みんながみんなキャラクター像を
持っているわけじゃないですか。

そこに特定の人物を提案するわけで、
どんなに受け入れられたとしても、
OKだと言ってくれるのは
6割くらいだと思います。

でも6割に認めてもらえるものを
なんとか用意して、世界観を作って、
さらに多くの人に認めてもらうと
いう作業をしなきゃいけない。

ただ不思議なもので、公開すると、
今度は「この人たちじゃないとダメ」と
なるんですよね。

『るろうに剣心』もそうでしたでしょうし、
そうなってくれれば勝ちではあるんですが、
そこに至るまではなかなか
大変な作業だと思います。

――でも今の受け入れられ方は、
実写化作品の中でもかなり
すごいんじゃないかと。

丁寧に丁寧にやっています。
空知先生からの温かいコメントが
もちろん一番大きいんですけど、
福田さんが原作世界を愛して
忠実に再現しようとしていることが、
お客さんにも伝わっているん
でしょうね。

SNS時代なので、作り手とお客さんが
直接接する機会も多くなる
じゃないですか。

象徴的なのが小栗さんの謝罪動画で、
ああいった動画を公開するなら、
本当だったら間にいろんな人が
入るんだけど、福田さんと
小栗さんが「アップしちゃおうぜ」と
実行したんです。

「怒られるかもしれないけど、
ファンの人たちにはやったほうが
いいんじゃないの」と
実行してくれるキャスト陣の
懐の広さがすごいですよね。

先日、ジャンフェスにて
僕と二朗さん、ムロくんの
謝罪VTRを流して頂いたわけですが、
昨日スタジオに遊びに来た
小栗旬がどーしても
万事屋の長として銀魂ファンの
皆様に謝罪したいということでしたので、
こちらをどうぞ!
pic.twitter.com/oVBgMUaFk4—
福田 雄一 (@fukuda_u1) 2016年12月21日

――ここまでお話を聞いてるとやはり
キャスト陣も福田さん愛がすごいですよね。
それほど愛される福田さんって
何者なんでしょうか!?

大変面白い方ですね。福田さんを見て
最近言っているのは「最高の寿司職人」で
あるということ。

その人の持っている素材を大切に
生かして、さらに
面白くすることができる、
非常に稀有な才能を持っている方
なんだと思います。

――役者さんたちにも「生かしてもらってる」
という意識があるからこそ、
愛されているんでしょうか。

役者さんたちも、悩みながら作品を
やってると思うんですが、
福田さんのような人に出会いって、
自分の新しい面を引き出して
もらうことによって、
ステップアップできるんだと思うんです。
福田作品に出て、のちに売れました、
という人がいっぱいいるのも、
きっと魅力を再発見されているから。

福田作品で、良い経験をされているん
じゃないかなと思います。

マイナビニュース更新日:2017/06/20

https://gunosy.com/articles/R1xCd

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